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アンのゆりかご 村岡花子の生涯

今日はちょっと大人向けを。
アンのゆりかご 村岡花子の生涯アンのゆりかご 村岡花子の生涯
(2008/06/05)
村岡 恵理

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赤毛のアンを訳した、村岡花子さんの
生涯をつづった作品。
作者は孫の村岡恵理さん。


小学生のころ、もう何年生かは忘れてしまったのですが、赤毛のアンシリーズを一気読みしたことを覚えています。子どものころから割と本は読んでいたと思うのですが、あんなに一度にたくさん本を読んだのは、あれが最初だったのではないかと思います。もう遠い記憶になってしまっていますが、また今あのシリーズを読んだら、まったく違う感想をもつのだろうな。

さて、この本は、その赤毛のアンを訳した村岡花子さんの情熱の人生が語られた本です。恵まれた環境にいた、そういうめぐりあわせもあるでしょう。でも、戦時中に敵国語である英語の本を訳し続けたり、蔵書を守りたいがために防空壕にもはいらないということが、私にできるでしょうか。
作品に対する強い気持ち、いやそれ以上のものがあったからこそ、あのシリーズが生まれたのだと思うと、よくぞ、というか、感慨深いです。

もう一度かみしめて、今度はゆっくりアンを味わってみたいと思います。(でもいつになるかな?)(s)

まっくら、奇妙にしずか

2007年ブラティスラヴァ世界絵本原画展でグランプリを受賞した作品です。
まっくら、奇妙にしずかまっくら、奇妙にしずか
(2008/07/12)
アイナール トゥルコウスキィ

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9月、いや10月のことだっただろうか。
島の砂州、いや海に突き出している岬だったか……。
ともかく、まっくらで、奇妙に風がなかったとき、ひとりの男が船をよせ、いかりをおろした。
男は、町のむこうの砂丘の小屋に住みついた。
町の人々は好奇心に満ちた目で、この不思議な男を観察した。


この作品は、全ページモノトーンで、内容もちょっと不思議というかシュールな大人向け絵本です。緻密に描かれている絵はとても迫力があるのですが、なんと、この絵は全て1本のシャープペンシルで描かれたというのだから驚きです。使われた芯は400本、3年間かけて作られたそう。

タイトルとまさしくぴったりあっているこの不思議な世界。空から魚? 雲をつかまえる?
奇妙な世界の中に見え隠れする人間の欲というか性というか、ちょっと考えさせられる内容です。
子どもに読んでみたら、また違った反応もあるかもしれないなあ。
男性へのプレゼントとかにもいいかも。(S)

きんようびはいつも

これはパパこそ読んでくださいねという絵本です。
きんようびはいつもきんようびはいつも
(2007/12)
ダン・ヤッカリーノ

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きんようびは、ぼくとパパにとって とくべつなひ。
朝、ふたりで ゆっくりと さんぽをして、
いろんなことを おしゃべりしながら、
ゆっくりと あさごはんを たべる……。


なかなかこういうゆったりした時間をとることができないのですが、でもこの絵本をよんでせわしない自分を反省しました。ぼくとパパが過ごすきんようびの積み重ねは、ぼくの一生の宝となるでしょうね。ゆっくりさんぽして、話をして、同じものをみて、ご飯を食べる。
ああ、家族って、ああ人を大切にするって、何気ないけど、こういう小さなことを重ねていくことなのですよね。
毎日忙しいパパ、そしてママも、この絵本、読んでみてはいかがでしょう。(S)


おんぶはこりごり

ぜひぜひパパさんに読んでほしい本です。
おんぶはこりごりおんぶはこりごり
(2005/03)
アンソニー ブラウン

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ピゴットさんと息子のサイモンとパトリックはすてきな家に住んでいました。
ママは家のなかでいつもみんなのお世話。
ごはんもあとかたづけも、ベッドをなおすのも、そうじきかけもママの仕事。
それだけじゃありません。ママは仕事にもでかけます。
一方、ソファにふんぞり返るパパとなんでもやってもらって当然と思っている子どもたち。
ある日ママは思い立ちます。
ママからの置手紙にはこうありました。
「ぶださんたちの おせわは もう こりごり!」 
さてさて、残った3人の生活は?


アンソニー・ブラウンの作品は、いつもじっくり見ると新しい発見があるものが多いのですが、この本でもやはりいろいろなしかけを楽しませてくれます。あちこちに隠れているブタさんや名画のパロディなど、よく見てみつけてくださいね。 

ちなみに、どうして「ぶたさんたちの〜!」というセリフになるかといえば、それは、表紙をみればわかります。ママがみんなをおんぶしているでしょ。英語でおんぶは、"Piggy Back"。そして、この原書のタイトルが"Piggy Book"(豚の本)。つまり、かけ言葉になっているというわけですね。このへんも作者のうまいところです。(でも、訳者さん泣かせかも〜)

なんでもかんでも、お母さんまかせの子どもたち、そしてお父さん、これをよーく読んでくださいね!(s)

絵本屋さんが選んだ絵本100

2006年12月発行の雑誌です。(別冊太陽 日本のこころ)
絵本屋さんが選んだ絵本100 (別冊太陽 日本のこころ)絵本屋さんが選んだ絵本100 (別冊太陽 日本のこころ)
(2006/11/23)
別冊太陽編集部

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タイトル通り、絵本を扱う人、絵本屋さんがおすすめの絵本を100冊選んでいます。
最近出版された絵本あり、ロングセラーありでうれしくなります。
また、科学絵本や昔話、しかけ絵本などなどテーマ別の章もありますよ。

今読み返すと、こちらで紹介したものもけっこうあって、
さすがにたくさん知っている絵本がたくさん載っているのですが、
新しい発見もあり、またたくさん読みたくなります。(S)

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